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フィリピン・マニラの街道中、時々ラグビー。からの起業へ(アジアの家具王になるための日記)

クラウドファンディング【成功の鍵】 その3

人を引き付ける文章【コピーライティング】について知る

参考にしたのが、『買わせる文章が「誰でも」「思い通り」に書ける101の法則』。これを読んでから、これからの家具のカタチ【noashi】 に置き換えて書いてみました。

 

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▼商品のベネフィットを考える

 ベネフィットを明確に打ち出す必要がある。ベネフィットとはサービスや物から得られる恩恵や利益のこと。

 

noashi

 【商品の特徴】 板と組み合わせることで簡単にテーブルを作ることができる

【ベネフィット】 組立・分解が容易にできるので、持ち運びがラク、しまっておける、処分がラク、カスタマイズができる。価格が手ごろ。

【ベネフィットの根拠】 ボルトを締めるだけの簡単な作業のため。

 

 

▼キャッチコピーを考える

 移動をラクにする、これからの家具のカタチ

 

▼お墨付きや顧客の声を紹介する

  実際に使ったもらって感想を掲載する。そうすることで顧客目線を伝えることができ、親近感がわく。

 

▼無意識下の問題やニーズに気づかせる

 無意識にあった問題を気づかせ、気持ちを購入へと傾けさせる。

 noahi

 引越しで家具の移動や処分に困ったことはありませんか?

引越しはしたいけど、荷物の移動が大変。そんな時にこの家具であれば、楽々移動できます。

 

▼商品の物語を語る

 以下が物語になりうる種です。

 

①商品へのこだわり

これからのカタチ

 世の中には優れたデザインの家具は多くあります。しかし、現在の若者のライフスタイルは持たない暮らしを前提にしたミニマニストがいるように、必要なものだけあればいい。そんな考えも出てきました。そのため、デザイン性だけでなく、機能はシンプルで気軽に購入でき、住宅事情に合わせられる家具を作りたいと考えました。

 現在の若者は、持ち家を持たないので、いずれは引越しをします。自分の可能性を信じて海外に出て行く若者もいます。そんな中で、大きく重たい家具は必要ありません。必要なのは、持ち運びが簡単にでき、処分も楽な家具。しかも住宅事業に合わせてカスタマイズできたり、大好きな人へプレゼントできる、そんな家具がいいなと思いました。

 だから、これからの家具のカタチはこれでいい。そう思うのです。

②商品コンセプト 

コンセプトは「スマートシンプル」

 木のぬくもりを感じられるシンプルなデザイン、手頃な価格でオンラインにより購入できるスマートさを兼ね備えています。購入した人の手による組立ては、ボルトを締めるだけの作業。そのため、女性一人でも簡単に短時間で組立が可能です。さらに不要時は分解し片づけられ、引越し時にも持運びに苦労しない。処分も楽々。カスタマイズも容易にでき、天板をカットしたり、ペイントするのも自由。天板を好きな木材や思い出のある木材を使用することもできる。あなたのアイデア次第で使いようは様々、可能性は大きく広がります。 

③開発のプロセス

 フィリピンで暮らしていたとき、住居用の家具を購入しようとショッピングモールへ行きました。そこで家具の値段の高さに驚きました。物価が安いと思っていたフィリピンにおいて、家具の値段は日本と同じかそれ以上。フィリピンの中間層は、一カ月の給料が日本円にすると5万円ぐらいなので、高価である家具を購入するのは難しい。実際にフィリピン人の友人にフィリピンの家具はどう?と質問すると皆、高価で買えないと答えていました。

 日本においても、同じような状況になりつつあるのではないかと感じています。若者の所得は下がりつつも、都心の生活費は高騰。ライフスタイルの変化はあるものの、家具は最低限生活をしていくうえでは必要になります。だから、このようなカタチの家具が日本や世界中で必要になるのではないかと思い、このプロジェクトを立ち上げました。 

もともとはダンボール家具だった

 マニラにで暮らし始めて最初に思ったことは、物価の安い国なのに家具が高価なこと。ローカルの友人に訪ねても家具が高いと皆口をそろえて言っていました。そこで、フィリピンでも手軽に入手できるダンボールを使った家具はどうかと考えました。そして、自身で設計を行い、フィリピンのローカル企業に片っ端から連絡を取りました。しかし、強化ダンボールの金額では、ローカルの人たちが買えるような金額では制作できないことがわかりました。そこで、普通の2層ダンボールでも強度に問題ないように設計変更を行い、フィリピンにある日系の企業の協力を得て、ダンボールのソファを完成しました。しかし、耐久性において満足の行くものを作ることができませんでした。

 そこで、方向転換を行いました。家具の機能を極力抑えたシンプルな天板を掴むだけで家具になるものにしようと。これなら、フィリピンの中間層の人でも購入できると思いました。

④ベネフィット

⑤商品のネーミング

  テーブルの脚、イスの脚というように色々なものの脚になれるところからきています。●●の脚→の脚→ノアシ→noashi

⑥デザイン

 機能を最小限に抑えたシンプルで飽きの来ないデザインに仕上げました。パッケージにもこだわり、プレゼントにも喜ばれるそんなデザインになっています。部材は、木天板と鉄製の脚のみとシンプル。ローテーブルとディスクの天板は、日本人にとって親しみのある杉を使用。無垢材の横はぎ材なので、自然な風合いを楽しめます。鉄製の脚は、小さいお子さんがいるご家庭や店舗など様々な環境でも使用できるような設計になっています。

⑦機能

 安全に使ってもらえる配慮が3つ施されています。ボルトで脚を傷つけないようボルトをフレームの中に収め、ぐらつき防止のためボルトを板の下でクロスに張っています。段差があってもいいように、高さ調節も可能です。

⑧歴史や伝統

やる気になったきっかけ

 教授からの一言でした。このクラウドファンディングを開始するい1年前、起業はしてみたいと思いはありダンボール家具のアイディアもありました。しかし、実際にやろうとはなかなか思えませんでした。そんな時、たまたま日本からマニラへ来ていた大学教授と会えることになり、自分のアイディアを話しました。教授は、面白いから投資するよと言ってくれました。実際に投資してもらうことはなかったのですが、この時認められたと思うことで一歩を踏み出すことができました。

⑨価格

 6,000円からと、とってもお求め安くなっています。

⑩会社の心情

 毎日の生活が楽しく創造性に溢れる、そんな家具を世界中に提供したい。

家具の目的は、家庭や生活に多くの幸福をもたらすこと。そして、この家具は、それぞれのライフスタイルと自然に調和し、私たちが住んでいる居住空間において想像力を高め、生活が楽しく生き生きとした日常を送ることができることを目指しています。そのため、誰もが気軽に買い求められる。それを、日本を始め、まだまだこれから成長が期待される世界中の市場へ提供したいと思っています。

⑪社長や社員の人柄

 天然パーマのくるくるパー。ラグビーを初めて早17年。特技はタックル。脳震盪で記憶をなくすこともしばしば。2015年ラグビーワールドカップでの日本代表の世紀の大勝利に歓喜いしました。高所恐怖症でもあります。人生の転機となったのは、母の死。すい臓がんの末期と診断され、余命一年と宣告されました。母の死後、死は突如となくやってくるんだと自覚。そのため、後悔しないような人生を歩もうと誓いました。そして、当時働いていた東京都の職員を退職し、フィリピンのマニラへ。2016年8月に帰国し現在に至ります。

 

参照:買わせる文章が「誰でも」「思い通り」に書ける101の法則

 

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